マグネシウムと頭痛

2021年08月19日

マグネシウムと頭痛に関する記事、論文はとても多いです。

たとえば、

「片頭痛の間に血小板から放出されるセロトニンは、脳血管収縮を促進するだけでなく、吐き気と嘔吐を引き起こします。血清イオン化マグネシウムが低下し、血清イオン化カルシウムとマグネシウムの比率が増加すると、脳血管筋セロトニン受容体の親和性が高まる可能性があります。これは、さらなる脳血管収縮を引き起こし、ニューロンの貯蔵部位からのセロトニンの放出を促進する可能性があります。マグネシウムによる前処理は、セロトニンによって誘発される血管収縮を軽減することが示されています。」 

Br JPharmacol。1982; 77:649-59  Br JPharmacol。1978; 62:507-14  In: Magnesium in the Central Nervous System [Internet]. Adelaide (AU): University of Adelaide Press; 2011. からほんの一部抜粋

などなど・・・

なのでマグネシウムを摂りましょ

日本の医療機関等でのマグネシウム利用は便秘薬や制酸薬としての利用が多く、多くは「酸化マグネシウム」

酸化マグネシウムは非常に吸収率が低いので、下剤としては良いけど、カラダに吸収して利用させるという意味では用途がちがう・・・

マグネシウムはカルシウムと拮抗するミネラルで、体内でのカルシウム:マグネシウム比率は1~3:1が理想と言われています。私は1:1を目指すのが良いと個人的には思ってます。

カルシウムを摂る人は多いけど、マグネシウムを積極的に摂る人は少ないのでは?

例えば女性の場合、月経前にエストロゲンが上昇し、その時に血液中のマグネシウムを骨や筋肉など各組織に移行させます。

そうすると、脳内のマグネシウムが少なくなり、神経細胞がカルシウム過剰になりやすい状態になります。カルシウム過剰は片頭痛の原因になる事がわかっていますし、カルシウム過剰は血管を収縮し頭痛が起きやすい事もわかっています。

エストロゲンは末梢神経を広げる作用があり、また生理中はエストロゲンが減少しますが、それに伴い、セロトニンも減少してしまい、血管収縮が弱まり、血管が拡張します。

なのでマグネシウム大切です。

どのくらい摂れば良いか?

個人差はあると思いますが、

1日に360~600mg/日あたりが良いと思います。

マグネシウムは吸収率が悪いので、お腹の調子を良くするが大切!

お腹がイマイチなら経皮吸収、皮膚から吸収するのもおすすめ。

マグネシウムはいろんな種類があり

酸化マグネシウム

塩化マグネシウム

硫酸マグネシウム

クエン酸マグネシウムなどなど

飲むなら塩化マグネシウムやアミノ酸等でキレートされたマグネシウム

経皮吸収で有名なのはエプソムソルト(硫酸マグネシウム)など

食品からの摂取が理想的だけど、不足しているのを一時的に補うのに、サプリなどの利用も良いかとおもいます。

マグネシウム 

めちゃ大切です。


 

整体分子栄養学
さくら整体院
本来の自分を取り戻す・本物志向の方のための整体院

宮城県岩沼市二木2-13-1(岩沼駅から徒歩8分)
☎0223-23-2266
受付時間 10:00~20:00
定休日 毎週火曜・祝祭日

カラダの痛み・つらさでお悩みなら岩沼市のさくら整体院までお気軽にお問い合わせ下さい♪

© 整体*分子栄養学 宮城県岩沼市「さくら整体院」
Powered by Webnode
無料でホームページを作成しよう! このサイトはWebnodeで作成されました。 あなたも無料で自分で作成してみませんか? さあ、はじめよう